大手通販サイトの試みと限界は

日本の大手通販サイトでは自社のショッピングモールへの出店を増やすことで、売上げを伸ばしてきたところがあります。

この大手企業では出店者に対して、自社の社員が売上げのアップのために様々なアドバイスを行ってくれることが特徴となっています。

また、大手通販サイトではネットスーパーを立ち上げて、多くの種類の日用品が購入できるようにしています。

さらに近年では大型の物流拠点に移ることで、商品の早い発送を可能にすることが可能になっています。

このように日本の大手通販サイトでは、利用者の利便性を高める多くの試みが実施されてきました。

しかし、この日本の大手通販サイトでは、ここ数年で業績の伸びが鈍化してきています。

ネット通販全体の伸びとしては20%程度がありますが、大手の通販サイトでは伸びが10%程度になっています。

このように大手の通販サイトが限界を見せるようになったのは、いくつかの原因が考えられます。

まず、同業他社との競争が激しくなっていることが挙げられます。

同業他社の中では、自社のショッピングモールへの出店料を無料にするところが出ています。

出店コストが掛からないことから、中小の店舗では無料のサイトで出店を行うケースが増えています。

次に専門性の高い商品を扱う通販サイトの台頭が挙げられます。

アパレルブランドの商品を取り扱うサイトでは、コーディネイトの提案などを行うことでユーザーからの支持を集めているところがあります。

また、中小企業などで必要になる間接資材などを扱うサイトでは、品揃え点数を増やしたり、プライベートブランドの低価格品を揃えるなどしてリピーターを増やす状況が生まれています。

そのように独自の分野で専門性の高いサイトへ、ユーザーの好みが移っていく流れが起こっています。

さらに近年ではスマートフォンを使ったオークションサイトも、普及が進んでいる状況があります。

以上のように新興のサイトが新たな試みを行っていることで、従来からの大手通販サイトはビジネスモデルが古くなってしまうリスクが出ていると言えます。

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